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英文法革命-(時制)

(10)《進行形の学習-7》

現在進行形を未来表現に使うことは以前に見たが、現在進行形が未来表現に使われる理由は英語には未来形がないからである。

即ち、ここまでに何度も述べてきたように英語の直説法(現実をそのままに言う話法)では日本語と同様に未来のことは現在形で言うからである。

しかし、未来のことを述べるには、話の流れで未来のことと分かっているか、または未来を表す副詞が必要であることは以前にも記した。

また、現在進行形を未来表現に使うのは相手との取り決めがある場合に使うことも見た。PEG p.275 から文例を引用する。


I'm taking an exam in October.
  (10月に試験を受ける予定です)
Bob and Bill are meeting tonight.
  (ボブとビルは今夜会う予定です)


日本語でも 「オレ今夜7時に彼女に会ってるんだ」と言えばこれと同じ言い方になる。しかも相手と約束していることも分かる。

「よし、今夜会おう」と決める瞬間は I'll meet her tonight. この後 「オレ今夜彼女に会うことにした」 を I'm going to meet her.と言うと、一方的で約束は取り付けてない感じも出る。

こういう「心理」は言い方を変えて色々に言い分けるのである。 そこを習得しなければならない。 PEGの上記2つの文例の下には次のような説明がある。


往来発着を表す動詞(例えば go, come, drive, fly, travel, arrive, leave, start) および滞在などを示す動詞 (stay, remain)、それに do と 「食べる・飲む」 の意味の have の場合は、 現在進行形が比較的自由に使われる。 つまり、 具体的な事前の手配や約束のない意図・計画にも使われる。


次の p.276 には What are you doing next Saturday? (今度の土曜日は何か予定がありますか) を人に予定を尋ねるためによく使われる文として、 色々な答えが揚げてある。

I'm going to the seaside. (海岸へ行く予定です)
I'm not doing anything. (何も予定はありません)
I'm staying at home. (家にいる予定です)

これに加えて、 I'm writing letters. はI'm going to write letters. とするとある。 相手との約束はなくwrite は往来・発着の動詞でもなくdo, haveとは別物だ。

ここで、 もう一度テキスト(1)と「K-1」とを見てみる。(1)には「未来の時を表す副詞と共に、進行形で“未来の予定”を表すことがある」とあるのみ。「K-1」では「進行形で未来を表す用法があるので注意。(往来・発着を表す動詞の場合が多い)」とある。

いずれもこういう用法があるという紹介に終わってしまっている。 こういうことに関してしなければならないことは、「こういう心理を表すにはこの形を使う」と教えることである。

でないと、学習者はいつまでたっても意志の疎通ができない。英作文で書きたいことが書けるようにはならない。長文を読んでも書いた人の意図が汲めないままとなる。

「will は未来、 未来だから will になる」という頭に固まっている限り、 現在進行形で未来のことを表すのがいつまでたっても特例のように見えてしまう。


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英文法革命-(時制)

(9)現在進行形の学習-6》

次に現在進行形を見る。

現在進行形の原点は「今しゃべっている時に何かが~しつつある」である。

「今しゃべっている」という意識があるから、時を表す副詞を入れるか入れないかはマラソンの実況中継のような場合以外は余り重要なことではなくなる。

重要なことは、「今」ということに色々と幅を持たせてしゃべっている所に注意を払うことである。

(1) 現時点:
(話しているその時点に何かが~しつつある←最中)

It is raining outside. (外では雨が降っている)
We are sitting in the classroom.
(我々は教室の中に座っている)

(2) 幅のある現在:
(ここのとこしばらくの間~しつつある←期間に制限がある)

I am reading a novel by Soseki.
[分厚いものなら何日もかかる←しゃべっている目の前で読んでいないのが普通。
「私いま漱石読んでるの」 という日本語の用法と同じ]

The weather is getting better and better.
(天候はだんだんよくなっている)
[これも日本語の用法と同じ。 目の前で天候がどんどん良くなって行くのが分かるわけではないが、 毎
日それを感じ取っている。 この文例は実例現代英語用法辞典(新改定)オックスフォード p.492 から
の引用。 以下この本からの引用はPEUと略する]

(3) いつ見ても~している最中:
(ここのとこしばらくの間とは思わないもの) always といった 「いつも」 の意の副詞と組み合わす。

She is always studying hard.
(彼女いつ見ても一生懸命に勉強している) [良いことに使っている→感嘆]

They are always talking in class.
(あいつらいつも授業中に喋っている)
[悪いことに使っている→非難。 非難に使うことの方が多い]

ここで例外が出て来る。 自分の意志からでないことに使う進行形。   
(以下、PEUは「現代英語用法事典・桐原書店」の略)

I'm always forgetting people's names. [PEU p.501]
(私はいつも人の名前を忘れてばかりいる)

I'm always making that mistake. [PEG p.227]
 (ぼくはいつも[うっかりして]そんなミスをしてしまうんだ)

(注) その他、 自意志からではない時に使う過去進行形の説明がPEG p.243~p.244に出ている。 ここを読むと訳と形だけの「型文法」ではどうにもならないことが分かろう。

文法は発話者の心理を説くものでなければ学習者には使いようがない。 再度述べるが、 この心理文法のことを、 筆者 (私自身) は 「意味文法」 と称している。

(4) 時を限らず~している時はいつも:(時間の幅感覚が一番伸びたも
の)
You look lovely when you're smiling.
(君はにこにこしているときがかわいいよ)

(注) 過去進行形の所で見た 「背景描写」 が歴史的現在の用法の中で使われると現在進行形となることが、 PEU p.493 に記してある。 これは説明なしでも容易に理解できよう。


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英文法革命-(時制)

(8) 《進行形の学習-5》

(1) 副詞を伴わない場合: 「~は~しつつあった、 そして~は~
しつつあった」等

英語の動詞・助動詞には現在形と過去形しかない。過去を表す副詞があれば過去形を使う。現在形に現在を表す副詞を使えば文章時は現在となり、未来を表す副詞を使えば文章時は未来となる。

言わなくても分かる、 又は言う方にそれを言う気がない場合には副詞を言わない。進行形もこの3つの時間帯にそれぞれ所属する。

 (1) I bought it yesterday. (それは昨日買った)
 (2) I bought it in Kyoto. (それは京都で買った)

(1) の文章では 「昨日」 が言いたいから yesterday を言った。
(2) ではものを持っていてどこかで手に入れたことは見る方にも明らかで、 言う方に 「いつ」 を言う気がなく 「どこで」 だけが言いたくて言ったまでのことである。 英語でも日本語でもここの心理は同じである。

過去進行形を使った文に過去時を表す副詞がない場合、 それは 「私が見たとき」 ということは言わなくても聞く方には暗黙のうちに了解できるから言わないのである。

(1) I saw him. (私は彼に会った) →これを副詞節にする

(2) When I saw him, (私が彼に会ったとき) →過去時を表す副詞になる

(3) When I saw him, he was talking to her.
(私が彼に会ったとき、 彼は彼女と話をしていた)
[when節という過去を表す副詞節があるから、was talking という過去進行形が使われる。いわゆる 「時制の一致」 (=時間合わせ) が成立]

(4) He was talking to her.
 (彼は彼女と話をしている最中だった)
[特に 「私が彼に会ったとき」 は言わなくても聞く方には分かる]

(5) She was washing up the dishes and he was watching TV.
(彼女は皿を洗っており、 彼はテレビを見ていた) [同時進行]

この (5) の形は物語の場面描写に使われる。 「作者がその場を見たとき」 は入れる必要がないし、 一々入れると変である。 (実例英文法第4版-以後これから引用するときにはPEGと略する-p.242 から引用する)

A wood fire was burning on the hearth, and a cat was sleeping in front of it. A girl was playing the
piano and (was) singing softly to herself. Suddenly there was a knock on the door. The girl stopped playing. The cat woke up.
(いろりにまきの火が燃え、 その前でネコが眠っていた。 少女がピアノをひきながら、 ひとり静かな声で歌を口ずさんでいた。 突然、 ドアをノックする音がした。 少女はピアノをやめ、 ネコは目を覚ました。

この文例の前に 「物語の進行 (単純過去) とその背景になる場面描写 (過去進行形) とを比較されたい」 とある。 文学作品等を使った入試長文でこのような所が出て来たらこのように思って読むとよい。

ここでも単純過去形と過去進行形で時間合わせができている。 日本語では「彼が家に入るのを見た」 と現在形と過去形が混在し得る。

これと英語の表現の仕方とはズレるが、 英語は考え方が数学であるから過去のことには過去関連形で通す。 単純明快である。


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英文法革命-(時制)

(7)《進行形の学習-4》

進行形の使い方はえらく入り組んで難しいもののように見えてしまったかも知れない。

しかし本国の幼稚園生は、 この動詞はこうであるからこれは進行形にできるとかできないとかいったことは全く意識しないで使っているはずである。

文法の説明は、彼らが無意識のうちに把握していることをそのレベルで説明できなければ本物ではない。

ある事項を極めて高度な理論があるかのように難しく難しく説明している講師が居ることを知っているが、自分たちにはとても分からなくても実に高度なことをやってもらったと喜んでいるバカな生徒も居る。

またこの講師のことをあがめるような目付きで話すバカ事務員が居るのも知っている。

進行形の使い方を極めて簡単にしてしまおう。壁をコツンと叩く。一回で行為は終わりとなる。He hit the wall. (彼は壁を叩いた)。 「叩く」は動作動詞である。

しばらく叩き続けることを表すには進行形にする。He was hitting the wall. (彼は壁を叩き続けていた)。 When I saw him, he was sitting in a sofa. (彼が見えたとき、 かれはソファーに座っていた)。 ここの sit は 「座っている」 という状態動詞である。 この二つの文例から進行形の使い方をまとめると、


進行形は、 

(1) 動作動詞の表す動作の一時的状態化
(2) 状態動詞の表す行為の一時的動作化

に使う。 これを平たく言うと、 進行形は、 自分からしようと思って何かをしばらくやっている ことを表すのに使う。 (人・動物が主語のとき)


これで進行形の使用法のほぼ全域がカバーできる。 しかし、 規則立てをすると必ず例外が出てくる。 以下にも述べるが例外には一寸神経を配って覚えておくとよい。

次に、進行形と時間の関係を見る。

「いわゆる時制」を学習するには副詞を見ることが大切であることは何度も述べた。進行形の学習にもこれが必要である。

そしてまた、副詞を伴う場合と伴わない場合に分けて観察する必要がある。

過去進行形から見てみる。

(1) 副詞を伴う場合: 「~の時~している最中だった」

   I was having breakfast at eight.
    (8時に朝食中だった) [[一瞬]
When he came home, his brother was watching TV.
(彼が家に帰ったら、 弟はテレビを見ている最中だった) [一瞬]
When his brother was watching TV, he came home.
(弟がテレビを見ている最中に、 彼が家に帰ってきた) [幅のある時]

[逆に進行形を使った方が副詞になることもあることに注意]

   While she was washing up the dishes, he was watching TV.
                      
  (彼女がお皿を洗っている間に、彼はテレビを見ていた) [幅のある時]
     [両方の文に進行形を使うと同時進行を表すことができる]


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07/23のツイートまとめ

zawadix

ある時、専門学校で「鳥は飛ぶ」を黒板に書いてもらったところ、Bird is fly. と書いた者がいた。これで高3までの6年間を過ごしてきたわけだ。彼にとって学校の英語の授業はどんなものだったのだろうか?「実感体験・発話」で指導するGDMで育てた小学生でも考えられないヒドサだ。
07-23 21:24

「訳すこと」がいけない。英語の本質を教えることは無縁になるからだ。This is a book. を「これは本です」と「訳す」とisが日本語の「は」に当たるように見える。それで、これも既に中一で「彼は学校へ行く」をHe is go to school.と書く者がいた。
07-23 21:12

だが、中一の時に「it には"それ"」「the には"その"」という「訳語」が焼き付けられる。だから生徒は英語にも、日本語と同様に、「その」という言葉があるものと信じ込んでしまう。それで、中一の一学期半ばで既に「その本」を it book と書く者が作られているのを見て知った。
07-23 21:03

英語には「それ」という考え方は無い。だから「それ」という単語も無い。日本語には「これ、それ、あれ、どれ」という言い方があり、「これ」は自分の範囲内のもの、「それ」は相手の持っているもの、「あれ」はそれ以遠のものを指すのに使う。英語にはthisとthatしか無く「それ」は無い。
07-23 20:54

プロフィール

snack7

Author:snack7
関西の大手私立大学独文卒。JALスチュワードからパーサーとなるも7年で退職。元の独文の修士課程に戻り終了後短大のドイツ語非常勤講師などを経て、予備校英語講師となる。現在は在宅年金生活。1938年1月1日生まれ。

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