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(13) 《中三からのガン・現在完了-1》

中二の時に不規則変化動詞を覚える。例えば buy, bought, bought と暗記して、 最後のboughtを過去分詞というと習う。

そして中三になると have+過去分詞 の形が出てきて、 これを「現在完了」といい 「経験、 結果、 継続、 完了」 を表すと吹き込まれる。

この頃は 「結果」 ということを余り言わなくなったが、 ともかく have と過去分詞が一緒になったとたんに、これほどバラバラな事柄を表すということが何故なのかが分からない。

学校英語ではこの何故ということの説明なしで現在完了は 「過去の一時点で起きたことが、 現在まで何らかの形で影響をもっている場合に使う」 といった説明がなされる。 愚の骨頂である。

テキスト(1)にもこう記してあるが、 英語本国の幼稚園の子供がこんなことを考えておいてから現在完了を使って走り回っていたりはしない。 「経験」 とか 「継続」 とか 「完了」 とかいった言葉もまだ知らないだろう。 それでも使いこなすのだ。

「型文法」 では、なぜこういったことを表すのかの説明は全くしないで、現在完了を使った英文を色々と分析してみたら 「経験、 結果、 継続、 完了」 を表す場合に使っていたという学者の分析結果を投げ与えているだけなのだ。

こういう気持ちを言い表したい時にこういう形を使う、 それはこうだからだという説明でなければならない。 即ち、 学校の 「型文法」は出発点ではなくて「終着点」を暗記させているだけなのである。

我々が日本語をしゃべることができるのは、日本語の動詞形の分析結果を完全に暗記してから話せるようになったのではないことを考えてみれば分かるが、「型文法」は人間の言語習得のたどる筋道を完全に逆に行っているのである。ここにも日本人が英語のできなくなる大きな原因の一つが潜んでいる。

次に時間帯だが、「英語には12時制ある」などと言われると、英語では時間帯を12に分割してそれぞれを言い表す動詞形があって、それらをうまく当てはめて使わなければならないような感じにされる。だから、これではとても使いこなせないといった気になってくる。

しかし、英語国人も日本人と同じで時間概念には「過去、現在、未来」の3つしかない。

そして英語の動詞には、日本語と同じで、現在形と過去形しかなく、直説法では過去のことには過去形を使い、現在・未来のことには現在形を使う。

現在完了も動詞形の1つであるから、以後は現在完了形と「形」の字を付けて記すが、「現在完了形」なのであるからこの動詞形は現在に属する。だから未来時にも使う。

「笛吹きさん」(ドブねずみ)たちが「副詞節の中では未来完了は現在完了になる」と笛を吹くのがこれである。

また、現在完了形は「~した」と訳すと日本語として通るケースが多いので、過去形との区別が付かなくなってしまう。

英語では過去形と現在完了形はハッキリと分けて使うから、この両者の区別をしっかりさせることが大切である。

再度記すが、現在完了形はhaveが現在形だから「現在時」に属する。
 
現在完了形には My money is gone. という be+過去分詞 の形と、 I have read the book already. という have+過去分詞 の形という2つの形がある(現在完了形は元々この二つの形を持っていた。ドイツ語では未だにこの2形を保有している)。

英語ではほぼ全部が have を使った完了形となってしまったがが、 上記のように「ものがなくなっている」といった場合には be+過去分詞 の形が日常英語にまだ残っている。 英語長文の中に時々出てくるから知っておく必要がある。

「be+過去分詞」 を受動態と決めつけてしまうと、 こういう形のことを 「分からない」 と放棄しまう「ゾンビ」が出来上がってしまうから注意が必要である。

be+過去分詞 の完了形の過去分詞は自動詞の過去分詞であり、 受動態の過去分詞は他動詞の過去分詞であるから区別がつく。

「型文法」 では be+過去分詞 の現在完了形の説明がほぼないばかりか、 完了形の助動詞になぜ have が使われるのかの説明も全くない。

次項はそこから入る。


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snack7

Author:snack7
関西の大手私立大学独文卒。JALスチュワードからパーサーとなるも7年で退職。元の独文の修士課程に戻り終了後短大のドイツ語非常勤講師などを経て、予備校英語講師となる。現在は在宅年金生活。1938年1月1日生まれ。

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