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(30) 《屁をひって尻すぼめ-1》

will は未来を表す」 という屁をひってしまうと後の収集がつかなくなってしまう。

He is coming. と聞くと“今こっちに向かいつつあるのだ” と取るのが普通だ。

だが、 He is coming tonight. とするとこの is coming が未来のことを表すことになる。

“He is not here yet." に対して “He is coming." と言うと “もうすぐ来るのだ" という感じになる。

英語では、 日本語と同様、 現在と未来のことには同じ動詞形を使うので、 現在のことを言っているのか未来のことを言っているのかは副詞話の流れで区別する。 何度もしつこく記したことだが...

これくらい言わないと「willは未来。未来だからwillになる」がアタマから取れない。だから何度でも言う。

以前にも記したが、 助動詞の現在形を使って He may come. He must come. He can come. としてもいずれも 「来るのはこれから」 という未来のことを示し得る。

He will come. も will という現在形を使っているわけだが、 この will は 「だろう」「ことになる」という意味で使っているから 「来るのはこれから」 と取れるのである。

「will が未来」 なのであれば、 上記の may, must, can も全て未来でなければならないのだが「ドブネズミ教師」たちにはそこの所が理解できていない。そして、来る年も来る年も、生徒たちを自分たちと同じ「ドブネズミ」に仕立て上げている。

will を含め、 これらの助動詞がなぜ全て現在形なのかというと、 彼が来るのがこれからのことであっても、 これらの文は 「発言者の現時点での予測・断定・可能性への言及」 を表しているからだ。

発言者が自分の発言に多少の疑念を持っていて断定的な言い方を避け口を濁すならば、 仮定法を使ってHe might
come. He should come. He could come. He would come. 等となる。

仮定法では未来のことは過古形で言う英語には現在形と過古形しかないからである。

willに関してPEGp.217から再度引用する。

will は現在または過去の事柄についての推量に使われ、 動詞の原形 (状態動詞だけ)、 進行形または完了不定詞を伴う。

Ring his home number. He'll be at home now.
  (I'm sure he's at home.)
  (彼の家に電話しなさい。 もう家にいるだろう)
    [きっと家にいると思う]

He'll be expecting a call from you.
  (I'm sure he's expecting a call.)
  (君からの電話を待っているだろう)
    [きっと待っている]
   
He’ll have finished his supper.
  (I’m sure he has fineshed his supper.)
  (彼はもう夕食をすましているだろう)
    [きっとすましている] (引用終わり)


「will は未来。 未来だから will になる」 という「ドブねずみ頭」で凝り固まっている 「ドブねずみさん」 たちの書くテキスト・参考書の中には上記のような記述はかけらもない。

自分たちが 「will は未来を表す」 と吹いたことに対する非難の集中砲火を避けるために隠してしまったのかも知れない。

もっと悪く取ると、 「will は未来」 という頭には上記のような文例が全く理解できないのだ。

助動詞+完了形の所でも記したが、 will+完了形が他の助動詞を使った場合と同じように過去に対する予測をも表し得ることは彼らの記述には常時完全に欠落している。 それを生徒が習って同じように仕上がって行くのだ。

上記 He'll have finished his supper. には副詞がないが、 上からの話の流れで過去のことだと分かる。

He'll have finished his supper by now. とすればはっきりと過去のこと、 He'll have finished his supper by 8:00 tonight. とすれば未来のことを表す。

「ドブねずみさん」たち にとっては will+完了形は「未来完了大権現様」でなければならないのだ。

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テーマ : 英語・英会話学習
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

snack7

Author:snack7
関西の大手私立大学独文卒。JALスチュワードからパーサーとなるも7年で退職。元の独文の修士課程に戻り終了後短大のドイツ語非常勤講師などを経て、予備校英語講師となる。現在は在宅年金生活。1938年1月1日生まれ。

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